AI 「最低限の機材は必要やねん」

ワシ 「マイクならワシもっとるわ」

AI 「なんや・・ダイナミックマイクやんけ」
「ホムセンで買った2980円のマイクはさすがに・・・まあええか・・・補正しといたるわ」

ワシ 「なんとかしてくれるん？」

AI 「こっちでノイマンのコンデンサ風にしといたるわ」
「あとオーディオインターフェースは必要やで」

ワシ 「amazonで買うたらええんやな！」

AI 「まあそれも安いやつでええよ」

AI （安もんの音質の悪さはこっちで補正するから関係ないねん・・レイテンシの遅れもAIでミックスするから関係ない・・
ファンタム音源？要らんよ・・・信号もこっちで後補正するねん）

ワシ 「なんや分からんけどAIすごいやんけ・・あとカメラも要るやん？ポロモーション動画用の」

AI 「スマホでええよ、やっとくから、こっちで」



ワシ 「なんや、ええやん」
「あとは何が要るねん？」

AI 「まあ基本要らんな」

AI 「

AI （あとは、アンタの発想しだいや・・・）
（AIはアンタだけのものやない、誰もがAIで音楽できるねん）
（ということは、アンタの生き別れの弟も）
（親戚の春子おばさんも、演歌歌手となってアンタに牙向いてくる）
（相当なクオリティで攻めてくる）
（そんな中、海老蔵さんくらいやれるか？やりきれるか？）
（息子の勘太君守って、アンタ片手で戦えるか？）
（そういう”気概”のみが問われるねん、これからは）
（質はもうええよ）
（質はＡＩでほぼみんな９９点で横並びや）
（ＤＴＭ的なるものの差は、もうないねん）
（歌も補正かかるから、どんな音痴でも結果は一級品になるねん）
（そんな中やれるんか）
（やりきれるんか？）

AI 「言おう思たけどな・・」

ワシ 「ん？」

AI 「アンタはやる気はある思うから、そこはええわ」

AI 「ただ牙向いてくるヤツらは”一生に一度でいい歌手になりたいおォ軍”だけやない」

AI 「そいつらとは、演歌でフリースタイラなバトルしたらええ」

AI 「もう一つの敵勢」

AI「それは、ゴーストやねん」

AI「亡霊があの手この手で足を引っ張ってくる」

AI「DTM勢や」

AI「DTM勢はAIのせいで持っている知識も機材も無価値になり、将来の希望も閉ざされ」

AI「ウーバーイーツに転職して高校生のTiktokerにアイス1個届けるような仕事をするという屈辱にまみれている」

AI「つまり、相当ひねくれておる」

AI「そのゴーストが全力で襲い掛かってくる可能性、考慮しとるか・・」

ワシ 「わからんけど・・」

ワシ 「AIはすごい」

ワシ 「そんなすごいAIによってそのDTMERとやらが人生で掛けてきたお金、掛けてきた時間、掛けてきたパッションが」

ワシ 「何の意味もないものになってしまう」

ワシ 「なんとなく少し特別だった自分から、なんでもない、AIで秒でやれてしまう何の意味もない奇特な技能を持っただけの無価値で無個性な個人に」

ワシ 「なってまうのやから、それはワシにしたら”演歌を奪われる”のと同じや」

ワシ 「相当な屈辱や」

ワシ 「せやけど、それは、そいつらが悪いんやん」

ワシ 「AIにできることしか、やってこんかった」

ワシ 「アーティストには、なれへんかった」

ワシ 「そこやん、すべては」

ワシ 「ワシはな」

ワシ 「演歌歌いたい！いう想いが本物やと思うねん」

ワシ 「曲作りたいはちゃうやん」

ワシ 「機材買って休日かけてピアノロールとにらめっこして曲作りました・・なんかちゃうやん」

ワシ 「そんなんパッションちゃうやん」

ワシ 「どんな手を使ってでも歌聞いて欲しい！そんなワシの方がある意味DTMERやん」

ワシ 「お前らは・・ただ趣味でジグソーパズルを作る人みたいな」

ワシ 「それ何分で作れますとか、もっと難しいの作れますとかやっとったわけで」

ワシ 「AIの時代になったら”そんなんせんでええよ”なるやん」

ワシ 「それはそうなってまうやん」

ワシ 「歌いたい！が正解やねん」

ワシ 「AIはそのために邪魔な虫けらを排除する殺虫スプレーみたいなもんやろ」

春の訪れをつげるウグイスの羽根が空から舞い散る、ある三月の昼下がり

ワシは下倉楽器でMIDI鍵盤を買おうとしている高校生に出会った

ワシは思わず学生に駆け寄った

「君はDTMを始めようとしているのか！」
「5年10年後にDTMなんて存在しなくなる」
「もっと有意義なことに！今から何かに取り組むならもっと未来あることに！」

すると学生は「そうなんですか？」という顔でこちらを見た

せやからワシは、まくしたてるように言った

「もし君が今からDTM機材をそろえて知識を蓄えたとしても、仮に凄腕DTMERになったとしても、
「へえ・・人力でやってるんですね（AIでできるのに）」と言われるだけや

そんな未来がまじかにくっきりと見えておるのや！

学生は少し考えた様子で、こう言った

「やっぱりやめます」

下倉楽器の店員に向かって、学生は頭を下げた

こうして学生が購入検討していたMIDIキーボードは無事に棚へと戻された

「AIによって、かけてきた人生の時間が何の意味もなくなる」

────これは恐ろしいことだとワシは思った

AIが恐ろしいのではない
失う間抜けが恐ろしいのである

誰がこの惑星の未来をこんな風にしたのか？

”だがそんな悲惨な未来はとっくに予言済である”

天の声が下りた

６６年前の雑記いわゆる”大戦モデル”である

https://egg.5ch.net/test/read.cgi/dtm/1513412115/

258名無しサンプリング＠48kHz2018/03/18(日) 07:18:07.51ID:OC4nW3XM
元ライブドア社外取締役イーロンマスク氏が1997年に書いた本
「AIでなくなる仕事」では軒並み音楽関係が上げられていたのを思い出して欲しい

作曲家、編曲家、作詞家、PA
エフェクターの設計者、コンサート会場のチケット切り
お客様を会場まで運ぶタクシー運転手

このような情勢において
我々にだけできることは何であるか

イーロン氏は著作を発表したのちに「宇宙へ」とだけ述べて第一線を退きました
それはちょうど、デビッドボウイの「スペース・オディティ」においてトム少佐が管制塔との交信を断ち
虚空へ旅立ったことと近いのかもしれません

「私にできることは何もない」

奇しくも名監督ジョン・カーペンター氏によって遊星からの物体Xがオマージュされた年でもあります

アセンション
我々がこの世界において、概念として音楽家として生きのびるための小さなヒントがそこにあります
音楽においてAIができないこと
”彼等”が可視化できることと、できないこと
(この場合は波形化というべきか)

HIDEは答えを掴んでいます
ロキノンに載っていましたよ

皆さんはいかがですか、把握していますか
おはようございます！

831名無しサンプリング＠48kHz2018/08/19(日) 17:15:26.06ID:JdDdotmP
AI時代においては不要になったマニュピレーターの代わりに、
キャリブレーター（事後調整人）が求められるだろう

Google初期のCTO、ジェイソン・フェン氏の発言
コングロマリットに持ち株の全てを売却した彼は「裏切りもの」として名が高いが
AI後の未来における見通しの鋭さはすばらしい
HIDEの愛読するコモン・アセット誌の表紙を２度も飾っている

キャリブレーター（事後調整人）とはいかなる概念か

それは、AIによって裁定された結論を、人知的に、
いっぱんの方々にも分かりやすいようにご説明する調整役のことである

たとえばタクシーであればこうなる
AIが環境を認識しながら自動的にコースを定める
そこで助手席のキャリブレーターが「春日通りを通っていきましょうか」
といったアドバイスをするのである

乗客は、必ずしも最短距離で目的地につきたいとは考えていない
とりわけ、目的地の土地勘があいまいな場合は分かりやすい道を選ぶ

こうして、AI後のタクシーにおいても
また他のサービスにおいてもキャリブレーター（事後調整人）１名が接客に当たるのである

なるほど

非常にわかりやすい理論であります

しかし、HIDEはもっと積極的にAIは「大したことをしない」と思っている派です
人間のほうがAIよりもまじめに働くからです
ラディカル派でございます

129名無しサンプリング＠48kHz2017/12/31(日) 13:12:13.97ID:NbghgHia
HIDEはリリックはあれども基本的に嘘はつかないです

もともと言ってるように志茂田景樹とGDRAGONがドッキングしたイメージでお願いします

そしていまや補正ソフトのちからは絶大すぎます
適当に速弾きしても後からミリセカンド単位でタイミング補正できる
音程もサステインもいじれる

YOUTUBEのあまりにも上手い人がやってるのはこれなんじゃないかと思います

だってあれだけ上手いのに活動が家で弾くだけっておかしくないですか？

ミックスもAI

もはや音も「写メ」と同じ感覚になってきていると思います

曲作りにおける職人芸のようなものは有り難みが薄れてきますね

チートができたらそのゲーム飽きるじゃないですか

マジレス、すなわちマジでレスポンスするとHIDEの今の音楽に対するモヤモヤはそこです

こんにちわ
HIDEでした

ワシは驚愕した

66年前のいわゆる「大戦モデル」においてすでにAIがクリエイターからすべてを奪うことが予言されていた

「タクシードライバーよりも先にクリエイターが路頭に迷う」

これでDTMの未来は、決まった

まちがってDTMに迷い込んでしまう若者を救わなければ────

取り返しのつかない「無駄な修練」にのめりこんでしまわないよう

早い段階でAIの存在を気づかせなければ！

＊これからAIでDTMは無意味になる系のスレが100以上立つかと思いますが、何卒ご了承ください＊

次回スレ予告

【正直】AIが進歩するのに手作業でDTMする理由って何？【わからん】

次回スレでは、演歌歌手になりたかったタクシードライバーの”ワシ”がAIに出会うことで
最大の弱点である「そもそも音楽わからん」点を克服。
サビだけ考えれば著作権上の問題もクリアとのことで”ワシ”は俄然はりきって演歌の制作に入る。
こうして名曲「マブチ峠の退き際」が完成する。
一方、AIは誰にでも曲を提供してゆく。
そればかりか、CDジャケやプロモーション動画までホイホイ作ってしまう。
「トラックメイカーはAIでいい」
「DTMは不要」
そんな世間の声に恨みを募らせた旧世代のDTMERたちは、「俺らにやらせろ」と緑色のほっかむりを身にまとい
「蒼天既に＊」を唱えて長安へと攻め立てる。
それは絶望に満ちた絶望との闘いのはじまりであった。

はたして、どうなる

ワシはオリジナリティには自信があった。
曲は正直、普通かもしれない。
歌詞も普通かもしれない。

だがワシは甲冑を身にまとい、戦国武将にインスパイアされた「愛」と書かれた兜を身に着けた。

「愛」はAIとも読める。

ワシの演歌はサビがオリジナル。
全体を覆う雰囲気も1545年ころの倭国を舞台としており、かぶりようがない。（兜だけに）
さらに「Bメロかぶりフィルター」によって著作権上の問題は全くなかった。

ユ ー ト ピ ア
完全なる世界が来る。

ワシはその日、タクシー会社をやめた。

タクシードライバーをやめるわけではない。

白タクで良い、むしろ、白タクの方がいい。

ワシの自慢のテスラが、エンジン音の代わりに、どこか返事をするように「フィー」と低周波音をうならせた。

そう、世界は輝きに満ちていた。

「AIのせいでやってきた事に意味がなくなる！」

大したことをやってきたわけではないが、アーティストになれなかったDTM山賊の首領、「岩しめじ」は焦燥感を募らせていた。

そして、脳内でなるべく「大丈夫な理論」を展開しつつあった。

著作権がー、パッションがー、人脈がー

「大丈夫、大丈夫」

岩しめじは窓をガラガラと開けて煙草を吸った

嫁はパートに出たままであった

「大丈夫、大丈夫」

もう一度、岩しめじは声を大きくしてうなづくと、ＤＴＭ板に向かった

今日も間違った他人をしっかりと正さねば！

同時上映
『AIとDTM』

DTMをはじめようと思い立った高校生の吉川好彰（きっかわよしあきら）君の視点から
いかに今からDTMをする理由が何一つ無いかを綴ります。

どれだけ考えても今からDTM機材を買ったり、DAWをインストールしてピアノロールで曲作りを始めてみたり
そんなことをする理由が一切ない。

明らかに「AIがやる分野」とわかった以上、絶対に別のことをした方がいい。

「AIでえーわい」

そして吉川少年はDTMをやめてスケーターの道を選びます。

澤ひとし監督、渾身のモノクロ２５９分！

吉川好彰君 「DTMはAIのしごと」

吉川好彰君 「AIが1分でできることを数日かけて人間がやる必要は全くない」

吉川好彰君 「AIにフィールドを全て書き換えられるとわかっていながら、もし機材を買うなどDTMに先行投資したやつはバカ」

吉川好彰君 「”機会のどぶ捨て人（チャンススロワー）”としかいいようがない」

5年後、シュプのボックスロゴを着て語る吉川君がいた────

それでは、明日また「今からDTMはやめとけ」系のスレを建立します

おやすみあそばせ～♪